御柱立つ
祭りはまず、カトマンズのダルバール広場に柱を立てるところから始まる。どこか日本の諏訪大社のお祭りにも似ている。 |
バイラウご開帳
普段は、扉で閉ざされているバイラウ(ヒンドゥーの神様)像が、祭りの間だけご開帳される。
数時間前には、生け贄の水牛の首がここで切り落とされた。地面が濡れているのはその血のため。祭りのメインの日には、口から管が出てそこから白酒が出る。
それを飲むと体が丈夫になるそうだ。
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神々の舞@
ダルバール広場では、バイラウを中心とした神々の舞が繰り広げられる。 |
神々の舞A
踊り子は大人、子供あわせて10名ほど。踊りは、彼らが輪になって、鐘、太鼓、ラッパの音色に合わせて繰り広げられる。
その音色が伝えられないのが残念。写真をクリックすると拡大します。 |
神々の舞B
踊りは時に激しさを増す。撮影が結構大変。 |
神々の舞C
今回のネパール訪問の目的の一つはこの舞を見ること。そのためにこの時期に合わせた。
見ることができて大変満足。期待に違わぬダンスだった。 |
踊り子と
踊りも格好良かったけど、素顔も精悍な渋めのお兄さんでした。写真をクリックすると拡大します。 |
白象登場@
大勢の子供たちを引き連れて白象が登場。中には大人が2人入っている。この象は子供たちの人気者のようだ。 |
白象登場A
太鼓と鐘の音が激しくなると、子供たちを追い散らすように激しく舞い、
子供たちは雲の子を散らしたように大騒ぎしながら逃げ回る。 |
インドラチョーク
インドラチョークにあるバイラウ像は、一転、菊人形のようにきれいに花飾りされていた。 |
ティミ・フェスティバル@
同じ時期、カトマンズの東方ティミの町でもお祭りが開かれているとのことで行ってみた。 |
ティミ・フェスティバルA
1本の通りをはさんで、歌舞音曲など様々の催しが開催されている。 |
ティミ・フェスティバルB
見世物小屋のようなものの中では、ヒンドゥーの神々を再現?
一日中じーっと座ってみんなの見世物になっているらしい。 |
ティミ・フェスティバルC
ティミでは、神々の舞は見ることができなかったが、仮面と衣装が展示されていた。 |
パタンの夜@
パタンの街には、ヒンドゥー教や仏教の祠があちこちにあり、夜には参拝者が蝋燭を灯していた。 |
パタンの夜A
パタンのある一軒家では、3階の窓を使って影絵が繰り広げられる。ジャルチャ・ケネクといって、
ネワール語で窓から見せるの意味。観客のほとんどは男ばかり。話の内容は、男と女が様々の掛け合いをしながら、
最後は男女の営みへと続くもので、そのシーンになるとヤンヤの喝采が巻き起こる。でも、私にはあまり猥褻さは
感じられず、むしろ幻想的にすら感じられた。 |
クマリ巡幸@
インドラ・ジャトラのメイン、クマリ巡幸は9月27日。カトマンズのクマリが建物の外に出るのは一年でこの日だけ。
※クマリ…カトマンズとパタン、バグタプルだけにいる女の子の生き神様。生理が始まると交代となる。 |
クマリ巡幸A
巡幸が始まるまで、広場では儀丈兵や軍楽隊の入場、来賓の各国大使夫妻の来場、軍幹部や大臣らの来場が延々と続く。 |
クマリ巡幸B
この間、舞も断続的に繰り広げられる。 |
クマリ巡幸C
ギャネンドラ国王夫妻(中央)が登壇。周りはネパールの大臣夫妻や軍幹部、来賓の外国大使など。 |
クマリ巡幸D
国王が登壇するやいなや、軍楽隊の演奏が始まり、クマリの乗った山車が動き始める。 |
クマリ巡幸E
国王らの前を通過するクマリの山車。写真をクリックすると拡大します。 |
クマリ巡幸F
広場にはクマリや国王を一目見ようとまさに黒山の人だかり。この祭りを見るため遠くから歩いてやって来た人も多いという。
写真をクリックすると拡大します。 |
クマリ巡幸G
国王のお帰り。国王は誰よりも後に来て、誰よりも先に帰る。広場にいたのは20分くらいか。
クマリの山車は広場を抜け、街へと繰り出す。 |